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​こんな症状はありませんか?

①むせる、咳が多くなった、痰が増えた
②ガラガラ声、かすれた声になった
③頻繁に熱が出る
④食欲不振、体重減少
⑤口の中やのど、胸に食べ物が残る
​⑥食事時間が長くなった

​)

​嚥下障害の可能性があります

嚥下障害とは?

​食べ物や水分を口の中に取り込んでから飲み込むまでの過程が、正常に機能しなくなった状態を指します。

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​嚥下障害の原因は?

①筋力が低下する疾患
  筋ジストロフィーや重症筋無力症など
②脳血管障害、神経に関連した疾患
  脳出血や脳梗塞、認知症、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症
  など
③加齢
  高齢者は嚥下に必要な筋力が低下し、嚥下する際に嚥下の反射が
  遅くなることがあります。
④その他
  口腔がんや咽頭がんなどの悪性腫瘍や、口唇口蓋裂、精神的要
  因、薬剤、環境要因、姿勢なども嚥下障害の原因となります。

​治療の流れ

​当院では「嚥下専門外来診療」「訪問嚥下診療」を行っており、速やかな治療開始と集中した訓練と治療、そして継続した治療を提供しています。

​嚥下専門外来診療

飲み込みのトラブルに関した診療を行います。
嚥下内視鏡を用いて喉の観察をしながら食事をしてもらい、誤嚥していないかを診ます。

​訪問嚥下診療

飲み込みのトラブルがあるが、外来受診が困難な方を診察します。
歯科医師が直接ご自宅や施設等へ訪問し、嚥下内視鏡を用いて診察します。

完全側臥位法とは?

咽頭の解剖学的構造と重力を利用し、「重力の作用で中〜下咽頭の側壁に食塊が貯留しやすくなるように体幹側面を下にした姿勢で経口摂取する」方法です。

完全側臥位法は、健和会病院の福村医師が発見、報告しました。
当院の院長は、福村医師のもとで研修を行い、摂食嚥下リハビリテーション認定士の資格を取得いたしました。

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